適応障害で休職したぼくが、休みの中で感じたこと
適応障害と診断され、休職に入ったぼくが、休職中に感じたこと・気づいたことを書いています。「本当に休んでいいのか」という不安から始まり、少しずつ回復していった過程を、正直に記録します。
診断後、休職に入ったときの気持ち
「本当に休んでいいのか?」
そう思う気持ちが、正直強くありました。職場は常に人数ぎりぎりで回している状態。自分が抜けたら迷惑がかかると思って、すぐには決断できませんでした。
それでも、心と体は限界でした。このまま働き続けたら、もっと悪くなってうつ病になってしまうのではないかと怖くなった。
病院で医師からは、
「山登りをしていて足をケガしたような状態。無理して進めば、もっと悪化する。今は回復を優先しましょう。」
と言われました。その言葉に背中を押されて、まずは1ヶ月休職する決断をしました。
休職初期 2週間とにかく”何もできなかった”日
休職して最初の2週間は、ほとんど何もできませんでした。眠れない、食欲がない、気分が落ち込む、常に不安……一日中横になってテレビやYouTubeをぼーっと見ているだけ。
「自分は何をやっているんだろう」と罪悪感におそわれながらも、体も心もまったく動きませんでした。
仕事の時間になると、「今ごろみんなは忙しく働いてるんだろうな」と思っては、申し訳なさと焦りにかられました。

それでも、妻や家族はいつもと変わらず接してくれて、それが本当に救いでした。「ここにいていいんだ」という安心感が、少しずつ心の支えになっていきました。
少しずつできることが増えてきた
3週目くらいから、ほんの少しだけ気持ちに変化が出てきました。
朝に散歩へ出てみる、日光を浴びて深呼吸、短い読書や、メルカリで不用品を出品、妻と一緒に歩いて買い物——そんな小さな行動を通して、「あ、自分ってまだ動けるんだ」と思える瞬間が増えてきました。
少しずつ、自分の”ペース”を取り戻す感覚が戻ってきたんです。
ちなみに、精神科では睡眠導入剤を処方されましたが、使ったのは2回ほど。不安を抑える薬は使いませんでした。
休職中の気づき
休む中で、いろんなことに気づきました。
💡 気づいたこと
✅ 自分を責めすぎていた
✅ 「自分がやらないと」という使命感が強すぎた
✅ 上司や会社の機嫌ばかり気にしていた
✅ 朝早くから夜遅くまで働くことが”当たり前”になっていた
無理を重ねていた反動が、今になって一気に出てきたんだと思います。
「お金や仕事も大事だけど、健康がなければ意味がない」という当たり前のことを、身をもって感じました。
今、伝えたいこと
「休職=逃げ」ではありません。限界を迎える前に、一度止まって立て直すことは、本当に大切です。
自分の体と心のバランスを崩してまで頑張る必要はありません。
「休む力」も、働く力のひとつです。今、苦しさを抱えている誰かの参考になればうれしいです。
山道は、登るだけじゃない。ときには休んで、また進もう。ぼちぼち、いきましょう。
