働き方・降格

肩書きがなくなって、仕事のやりがいをどこに見つけるか

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管理職を外れると聞いて、最初に頭をよぎったのは「やりがいはどこに行くんだろう」という不安でした。
役職があることで、仕事への向き合い方や自分の存在意義が支えられていた部分がある。それがなくなったとき、何を拠りどころにすればいいのか。正直、そこが一番怖かったかもしれません。

3ヶ月経った今、少しずつその答えが見えてきた気がするので、書いてみます。

管理職のころ、やりがいを感じていた瞬間

管理職のころ、一番やりがいを感じていたのは、部下の成長が見えたときでした。

最初はうまくできなかった仕事が、少しずつできるようになっていく。「ちゃんとやれるようになってきたな」と感じる瞬間が、しんどい日々の中でも救いになっていました。

プレッシャーや板挟みがどれだけしんどくても、「あの人の役に立てている」という感覚が、続けることの理由になっていた。今思えば、それがぼくにとっての管理職のやりがいだったんだと思います。

現場に戻って最初に感じたこと

降格して現場の作業に戻ったとき、一番最初に感じたのは「頭が静かになった」という感覚でした。

管理職のころは、頭の中にいつも何かが浮かんでいました。誰かのこと、今日の問題、明日の段取り——考えることが途切れない状態が、ずっと続いていた。

ゆるお
ゆるお

目の前の作業に集中するだけでよくなった途端、頭の中がすっと静かになりました。最初は「これでいいのか」と戸惑いもあったけど、「この静けさが、今の自分には必要だったんだ」と思えるようになっています。

今のやりがいは、小さくて、でも確かにある

管理職のときのような「誰かの成長を支えた」という大きなやりがいは、今の仕事にはありません。それは正直に認めます。

でも代わりに、別の感覚が生まれてきました。

今のぼくにとって「よかった」と感じる瞬間は、終業後にちゃんと切り替えられることです。

仕事が終わったら、仕事のことを引きずらない。家に帰れば、自分の時間がある。YouTubeを見たり、ガンプラを作ったり、本を読んだり——そういう「ただ好きなことをする時間」を、仕事のあとに持てている。

ゆるお
ゆるお

管理職のころは、帰宅しても頭のどこかに仕事が居座っていて、本当の意味で「オフ」になれなかった。今は、仕事が終われば仕事が終わる。当たり前のことのようで、これがぼくには大きなことでした。

肩書きに頼らない働き方へ

管理職だったころは、「役職があること」が働くモチベーションの一部になっていました。肩書きがあることで、自分の価値を感じていた面があった。

でも今は、それとは違う軸で仕事と向き合うようになっています。

🔑 今のぼくにとっての「働くための条件」

✅ 長く続けられること
✅ 倒れないこと
✅ 家に帰って自分の時間を持てること

やりがいの形が変わっただけで、仕事をやめたわけじゃない。肩書きがなくなっても、働き続けることはできる。それを、この3ヶ月が教えてくれた気がします。

おわりに

「役職を外れたら、やりがいはなくなるのか」——そう心配していたころのぼくに、今なら言えます。

なくなるんじゃなくて、変わるんだと。

大きなやりがいを失った代わりに、小さくて確かな「今日もやれた」という感覚が積み上がっていく。それが今のぼくの働き方です。

物足りなく見えるかもしれない。でも、今の自分にはこれがちょうどいい。

ぼちぼちいきましょう。

ABOUT ME
ゆるお
ゆるお
会社員
ゆるおと申します。 「ゆっくり、自分らしく、ぼちぼち生きていこう」そんな思いを込めた名前です。 40代・高卒・製造業の会社員。 適応障害で休職し、復職・降格を経て、今を生きています。 妻と子どもに支えられながら、焦らず、無理せず、一日一日を積み重ねています。 このブログが「自分だけじゃないんだ」と感じてもらえる場所になれば嬉しいです。
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